やり切りました◎第96回白日会展出品作
:2020/3/13 :福井欧夏の生活日記 :(0)
久しぶりに長い文章になります。
今年の白日会展出品作は久しぶりに自分らしい作品が描けた気がしています。
他の方から見ればいつもと代わり映えのしな作品と思われてしまうかも知れませんが。w
今完成作品画像をお見せする事は出来ませんが、描いていて幾度も気持ちが高揚したのは本当に何年振りだったろう。
今回は背景の全てを想像だけで作りあげなくてはならない事もあって、なかなか自分の理想とするイメージに届かず、絵にならないかも。と描きながら何度も何度も気持ちが折れそうになり筆が止まりました。
描いていて どうして良いか分からないという事は、今の自分の持ち合わせているものでは太刀打ち出来ない状況にあり自分の限界を超えている状態で力の無さを痛感させられる時。
そこで思うのは、改めて力を確かめられているんだという事、新たな何かを身につけなければ自分の理想とする場所には到達出来ないという事。
だからこの貴重な機会を何とか気持ちを立て直してこの壁を超えなければせっかくの出会えた成長出来るチャンスを逃す事になるし、この機会を目一杯楽しまないと勿体ないと日々画面に向かっていました。
最終的に到達した画面が観て下さった皆さんに何を感じさせてくれるのか楽しみですが、自分は正直描き過ぎて全く客観視は出来なくて理想としていた画面になったのかは判りません。
出品前日の夜には確かに理想とする場所に届いたと思ったのですが。
とにかく数年振りに想いの全ては出せたので、沢山の方々に観て欲しい気持ちはありますが、僕一個人の感情としては無責任で格好付けた様な発言になりますが、白日会展が開催されても開催する事が出来なくなっとしても満たされているのです。
ただ、今年の審査を見ていて思ったのは、こんなご時世にも関わらず一般出品者が増え、例年に無く力作が多かった事。そう言った意味では是非開催して欲しいです。
そしてその作品達が現在置かれたこの状況を超えて多くの方々を会場に引き寄せる絵画としての力を見せてくれたらなと思っています。
■今年の白日会展の開催の有無については白日会ホームページか、新美術館ホームページでご確認下さい。
※ 完成作品のアップ出来ませんが、とりあえず補色状態の下層画面だけでもアップさせて頂きます。