ジョン.エヴァレット.ミレイ展（渋谷 東急 Bunkamura）

：2008/9/28　：福井欧夏の生活日記　

今日は隔週で日曜日に行っている関内アートスクールで夕方まで指導の後に渋谷に出て東急Bunkamuraで行われているジョン・エヴァレット・ミレイ展を観て来ました。
ミレイは自分のリスペクトする作家で五本の指に入る人で、自分が絵画に求める方向性と共通する部分がとても多いので日展の作品を制作中に絶対観に行こうと決めていました。
感想はというと、とにかく予想以上にスゴ～～イ良かった！
今の自分が求めているものが、本物が、全てあったと言う感じで忙しい中、寝不足の中を頑張って観に行った甲斐がものすごくありました◎
閉館２時間前位に入ったのに結局閉館までいちゃいました（笑）
いつもはそこまで見ないんですが、まるまる二週してそれぞれの作品が持つ内容を知る為に一点一点その作品解説を読んで廻りました。二週目にまた入口付近まで戻って来た頃にはお客さんはガラガラ状態で贅沢にも最後は何分もオフィーリアを目の前に一人締めして眺めてました（笑）
今回観に行った目的は単なる表面的な技術とかでは無く、作品の持つ詩情性やテーマの伝達力、ポーズや表情表現、登場するモチーフの持つ意味や画面効果など色々と具体的に知りたかったし、今自分は知っておく必要があるし観ておかなければいけないと思ったからです。
正直、そこまで期待していなかったんですが、いい意味で予想を裏切られて本当に良い展覧会でした◎
技術的にも描写力や色彩表現があんなにも優れていると思っていなかったですし、俺ってミレイの事全然知らないじゃん（笑）って思っちゃいました。
もちろん今まで実物を束で観る機会はなかったですからね、当然ですがやっぱり印刷物とは全く違いますね。
とにかく必見です◎お時間のある方は是非！！
※いや～しかし、今日は久しぶりに朝からの仕事で昨日は1時間しか寝てないので帰って撃沈しました～～っ（笑）
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