制作意欲をかき立ててくれるモノ◎

：2008/12/12　：福井欧夏の生活日記　

たまにはこんな私的なブログを。。展覧会観に行くのはもちろんの事、今日は僕が普段どんな物に引き付けられたり興味を持ったり、またそれによって制作意欲をかき立てられたりするのかを書きたいと思います。
僕はよく邦画のDVDを借りて来てを観ます。（もちろん洋画も観ますが僕の場合はほとんど邦画です。）邦画の方が感情移入しやすいし、言葉に含まれた意味合い心情等もほとんど理解出来るからでしょうね、とは言っても僕の観る作品は解り易いミーハーな物ばかりですが。（笑）
で、どんな作品に興味を持つのかですが、これは多分、僕が写実作家という所にも繋がりがあると思うんですが、とにかく演技、ストーリー共にリアリティーの有るもの。
ストーリー的にはドキュメンタリー系とかノンフィクション仕立てのモノにハマる傾向が多いですね。内容的には悲しい物や切なくも心暖まる系の物が多いです。
で、ここまでは普通の話なんですが、僕の場合は凄くハマった作品は借りるだけでは済まなくなって購入します。それも必ず特典映像付きのスペシャル版の方。（笑）
言い方を変えれば特典映像を観たいが為にわざわざ買うんです。（笑）レンタルではメイキングや裏舞台なんかが付いたDVDは置いてないので買わないと観れないんですね。。ちょっと高く付きますが、感動には変えられませんから。大抵の特典映像には撮影秘話みたいなものが結構長めに入っていてそれがとても面白いんです。
例を挙げると、『好きだ、』石川寛監督（出演、宮崎あおい、英太、西島秀俊、永作博美ほか）という作品を観た時。
何でこの作品はこんなに役者のセリフ回しがリアルなんだろう？普通に会話している様な空気感や音、息づかい。。なんだかもの凄い臨場感と緊張感がある。不思議だ。。とか凄～い気になって。早速購入◎
その理由が撮影秘話の監督さんの話の部分に入っていたりする。やっぱりそうだったんだぁ～◎だからあんなにリアルだったのかぁ～！！自分が疑問に思っていた部分は正解だったんだぁ～◎みたいな事になって、またまた嬉しくてクセになったりして。
そういった制作者側の独特のこだわりの姿勢に凄く触発されたりするんですね。
演技に関しても気になった部分はすり切れるんじゃないかって位に何度も観ます。ほとんどオタクの行き（笑）
特に役者の表情なんかは穴があく程観ながら、その表情を造るための役者の心情なんかを読み取ろうとしたり、気になるシーンのセリフの言い方や間の取り方、伝え方のニュアンスなんかも同じく何度も何度も聞いたりします◎
特典映像にはカメリハなんかの時の映像なんかも入ってたりするんでセリフや言い回しが本編の物と違っていたりする部分があったりして、本編の方がクオリティーが上がってたりすると、また感動して、その裏事情を知った上でまた本編を観たりすると更に感動してまた触発されるんですね。（笑）
またそれを通して作品に関わる皆さんそれぞれがプロ意識を持って自己の向上を含め、良い物を創ろうとしている姿が見えると嬉しくなるし、とても刺激を受けますね◎
それぞれの役者さんのこだわった部分なんかや、その作品に対しての思い入れや役作りのスタンス等もインタビューなんかで役者さんの素の表情や考え方を知る事が出来るので、僕にってはとても興味深いし刺激になります。自分がとても興味を持った作品だからこそ凄く刺激があるのだと思います。
という様に自分のハマった物はトコトンまで観てみたくなったり調べて知ってみたくなるんです。
理由としては、その人や現場のリアルを知りたいっていう事なんだと思います◎
最近はCDアルバムなんかの初回限定盤でプロモーションビデオなんかのDVDが付いていたりするものを良く見掛けますよね。
あれもなかなか良くて、好きなアーティストはあえて少し高めのそちらを買ったりします。
値段はスタンダードのものと300円位しか変わらないのに結構良い内容のDVDが付いていてお買い得なんですよ。
僕がごく最近買った初回限定盤CDはミスチルのアルバムのSUPERMARKET FANTASY。これに付いているDVDに入っていた曲の中でとても絵的に良くて気になったものは『GIFT』と『花の匂い』
『GIFT』はとにかくほのぼの心暖まる映像で、ナチュラルな物の飾らない美しさを伝えてくれている気がして素敵な気持ちになります。子供達の表情が最高に素敵！！色合いも綺麗だったなぁ～◎
『花の匂い』はアニメーション。映像の内容は、この曲が主題歌になっている、只今公開中の映画「私は貝になりたい」の内容に則したものだと思いました。
とにかく考えさせられるアニメーションストーリーで最後のカットはストーリーの切なさも含み、涙する程の美しさでジーンときました◎
※数年前にミスチルのI LOVE YOUの曲でカップヌードルのCMがあり、すごく広い綺麗なお花畑に古びた戦車が1台ポツンと置き去りにされている映像を観たのをあまりにも印象的だったので今でもハッキリと記憶しています。最後のカットを観た時それを思い出して重ね合わせて観ていました。
皆さんも良かったら1度観てみて下さい。多分YouTubeなんかに載ってるんじゃないかと思います。
テレビ番組では最近は『僕らの音楽』を良く観ます。対談が面白くて、そのアーティストの素を観れると言うか芸能人じゃないリアルな部分が見え隠れするのでとても好きですね。
あとは『トップランナー』『プロフェッショナル』『情熱大陸』など、その世界を極めた方の名言に唸らされてその言葉を書き取って教訓にしたりしています。
ちょっと話は外れちゃいますが、制作などで疲れた後なんかに良く見る大好きな番組は
『ぷっすま』『いいはなシーサー』『堂本剛の正直しんどい。』なんかがあります。（笑）
この3つはゆるさがたまらんのです。（笑）カメラが回ってるのを無視した自由な進行具合（笑）あとはやっぱり素が出てるというところ。（カメラを気にしないその人のリアルが出てる感じのトークだったり、行動だったりがやはりいいんだと思います。）これが制作後なんかの硬くなった頭をすご～く緩和させてくれるのです◎
まぁ、こんな感じでしょうか。（笑）長い文に最後までお付き合いして下さって誠にありがとうございます。
とにかく、廻りの人がそれらをどう批評してようが構わないのです。自分を感動させてくれれば良いのですから。
感動をくれるモノは僕にとっては何でも宝です！だってその全てが制作のエネルギーになるんですから◎
この情報科社会の世界だからこそ、それにしてやられることなく廻りの評価なんか気にしないで、まずは自分の目と耳と心で、その自分にとっての価値を確かめてみないといけないんだと思っています◎
情報に頼り過ぎると自分にとって実は価値のある物を見落として損してしまう事だってきっとあるんだと思いますから。
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